5Gの登場により通信速度が加速したことにより、営業活動や人材育成などの業務効率化に動画を活用する企業が増えています。
Gooleの公式ヘルプでは、YouTubeの視聴者が動画で目にした商品を購入する確率は、その他の場合の2倍になると述べられています。
この見解からも分かるように、動画を活用すれば、さまざまな効果が得られます。
今回は動画活用の成功事例を踏まえながら効果について解説します。
この記事を読めば、動画の制作方法や外注費用まで分かるようになります。
動画を活用して業務効率化を図りたいと考えている方は、是非この記事を参考にしてみてください。
参考:『動画広告で販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブ トラフィックの増加を実現する』
関連記事:『動画広告3つの効果!動画広告の制作方法や成功事例まで解説!』
成功事例(1)サービス紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=1PZzeR95MB0
引用:『オーネットYouTube[公式] 』
業界最大級4.5万人の会員数を誇る結婚相談所を運営する株式会社オーネットは、購買促進を目的としてサービス紹介動画を活用しています。
YouTube広告で動画を配信した結果、他のSNS広告と比較して約3倍のCVが獲得できたと驚異的な結果を出すことに成功しました。
楽天オーネットは、シンプルにサービス紹介動画を制作するだけでなく、セグメント(年齢や性別、購買傾向など似ている集団に分けること)に合わせた最適な訴求により成果を伸ばしています。
参考:『KAIZEN PLATFORM サービス紹介の動画制作で成果を出した厳選2社をもとに効果を解説』
制作方法
サービス紹介動画は、以下の手順で制作していきます。
動画の目的を明確にする
動画制作の企画段階で、動画の目的とターゲットを明確にしていきます。
動画制作の目的は1つに絞り込んでください。
その理由は、複数の目的を設定すると伝えたい内容がボヤけてしまうためです。
また、ターゲットはキャスティングや演出方法に影響が出るため、既存顧客の情報を参考にしながら明確にしておきましょう。
株式会社オーネットのように、ターゲットのセグメント別に複数の動画を制作する方法もあります。
動画のシナリオを考える
サービス紹介動画のストーリーや演出方法は決定後に変更がしにくいため、サービス紹介動画の目的やターゲットに見合うシナリオを具体的に考えていきましょう。
6W1Hのワークフレームを活用すると、動画のシナリオが考えやすくなります。
6W1Hのワークフレーム
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:誰が
- Whom:誰と
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どのように
また、シナリオを考えた後に絵コンテを作るとイメージが共有しやすくなります。
関連記事:『YouTube漫画動画の作り方!大切な4ステップを解説!』
動画の撮影・編集を行う
動画の撮影時には、手振れなどが起きないようにカメラを固定して撮影してください。
また、雑音や画面の明るさに注意しておくと、編集作業の負担が抑えられます。
質の高い映像になるように意識して動画撮影に臨みましょう。
その後に、動画シナリオを参考にしながら編集作業をしていきます。
強調したい箇所には、ナレーションやテロップを使うなど工夫してみてください。
参考:『PROOX サービス紹介動画とは?企画や映像制作のコツ、事例も紹介』
制作ポイント
サービス紹介動画の制作ポイントは3つです。
ターゲットの解像度を高くする
動画制作の企画段階でターゲットを明確にしますが、可能な限り詳細な情報を集めましょう。
例えば、女性向けのサービスでも20代か40代かで動画の内容を変えていかなければいけません。
ターゲットの解像度が低いと共感が得られない動画となり、理想の効果が得られなくなります。
そのため、どのような人がサービスを購入してくれるかを具体的に考えてみてください。
例として、既存顧客の属性を分析したり、アンケート調査をしたりする方法があります。
ターゲットニーズを明確にする
ターゲットニーズが詳細に把握できれば、どのようなメッセージが顧客の気持ちを動かすか分かるようになります。
その上で、動画の冒頭でサービスを使用すると悩みが解決できることを説明すれば、最後まで視聴してもらいやすくなります。
そのため、以下のような方法でターゲットニーズを把握してみてください。
ターゲットニーズの調査方法
- Webツールを活用したアンケート調査を実施する
- 既存顧客へのヒアリングを実施する
- ペルソナを作成してみる
- 競合記事を調査してみる
メッセージを1つに絞る
サービス紹介動画を制作する場合は、メッセージを1つに絞ることが大切です。
その理由は、複数の目的を設定すると、視聴者に内容が伝わりづらくなる恐れがあるためです。
また、SNS広告で動画を活用したい場合は、メッセージを1つに絞らなければ尺に収まりきらなくなります。
このようなデメリットがあるため、メッセージは1つに絞り込むようにしましょう。
参考:『Marketing MEDIA 印象に残る商品紹介動画の作り方!コツと事例を紹介』
サービス紹介動画の特徴
種類 | サービス紹介動画 |
効果 | 無形サービスをビジュアル化して視覚的に伝えられる 利用イメージを連想させられて購入のハードルを下げられる Webサイト上での販売促進に使える 営業ツールとして使用できる サービス購入前の疑問を解消できる |
制作費用 | 既存のイラストを使用する場合:10万円~30万円 オリジナルイラストを使用する場合:30~100万円 動的なサービス紹介動画を作りたい場合:100万円~200万円 |
参考:『GJC 動画カテゴリ サービス紹介動画制作』
参考:『動画幹事 商品・サービス紹介動画の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】』
成功事例(2)マニュアル説明動画
引用:『株式会社フォトロン 動画マニュアル|ダイヤルゲージ校正 手入れ編(東芝機械様)』
工作機械や産業用ロボットを製造する芝浦機械株式会社では、熟練者の技能を後継者に伝える方法としてマニュアル説明動画を制作しました。
ベテラン従業員が一挙に退職すると、技能レベルが継承されないリスクに備えて動画を制作したのです。
マニュアル書を読む、OJTで教育するなどの方法では、技能の伝承はしにくいです。
その理由は、若手従業員が専門用語を理解できずに説明をイメージできないためです。
このような問題をマニュアル動画で解決しました。
作業の手順やポイントを映像で見られ、技能習得の効率化を実現できました。
参考:『Photron 東芝機械株式会社 様 スマホ世代に向けた技能伝承のビデオマニュアルをビデオ編集未経験者が短時間で制作』
制作方法
マニュアル説明動画は、以下の手順で制作していきます。
動画の構成を明確にする
最初に、動画の構成を明確にしていきます。
「何についての説明なのか」「どのような順番で説明していくのか」などを決めましょう。
その理由は、動画の構成を考える作業は重要で、用意しないと何を伝えたいのか分からない動画になってしまうためです。
動画の構成を考える際は、視聴者目線に立つことを忘れないようにしましょう。
関連記事:『動画制作会社でおすすめのベンチャー企業11選!選び方まで解説!』
動画の台本を作成する
動画の構成が完成したら台本を作成していきます。
台本は文章で書く他に絵コンテを用意しておくとスムーズに撮影・編集ができるようになります。
また、動画の台本を作り込むことで、撮影の撮り直しが減ったり、コピー&ペーストしてテロップが作成できたりなど編集作業の効率化に役立つはずです。
そのため、入念に台本を作成しておきましょう。
動画を撮影・編集する
台本が完成したら、動画を撮影・編集していきます。
動画を撮影するときは、さまざまなアングルで撮影しておきましょう。
その理由は、同じ説明でも撮影角度によってアングルが変わるためです。
編集作業では不要なシーンをカットし、必要に応じてナレーションやテロップを入れましょう。
テロップがあれば、音が聞けない場所でも視聴できて利便性の高い動画に仕上がります。
参考:『Marketing MEDIA 効果的なマニュアル動画の作り方とは?具体的な活用事例を紹介』
関連記事:『広告動画制作に使えるAfterEffectsプラグイン/スクリプト18選』
制作ポイント
マニュアル説明動画の制作ポイントは3つです。
現状の課題を分析する
マニュアル説明動画を制作する場合は、現状の課題を分析してください。
例えば、以下のような課題がある場合が多いです。
現状の課題
- 製品の使い方が複雑なため、テキストや写真では伝えにくい
- 指導者によって指導方法がバラバラで困っている
- 教育するときに言語の壁が障害になっていて困っている
このような課題を抽出することで、動画の方向性や盛り込むべき内容を決めていけます。
業務内容のポイントを整理する
マニュアル説明動画で説明したい内容のポイントを整理しましょう。
業務フローを整理して重要なパートを箇条書きにしていきます。
見積書の作成方法
- 見積書のフォーマットを選ぶ
- 見積書の各項目を入力する
- 見積書をPDF化して保存する
動画マニュアルはシンプルが1番のため、分かりやすさを重視しましょう。
関連記事:『【無料】動画に使えるイラスト素材サイト26選!会社紹介動画や広告に!』
動画の尺を長くしない
マニュアル説明動画の尺は長くしてはいけません。
その理由は、1つの動画にまとめると目当ての説明がどこにあるか分からなくなるためです。
情報を詰め込み、動画の尺を長くすると検索しづらくなります。
そのため、マニュアル説明動画の尺は5分以内にしましょう。
見積書のマニュアルで「見積書の作成」「見積書の送付」「見積書の破棄の方法」などの複数の動画を作りたい場合は、分けて制作してください。
参考:『動画幹事 動画マニュアルの作り方を徹底解説!コツ・参考事例も全てご紹介します』
マニュアル説明動画の特徴
種類 | マニュアル説明動画 |
効果 | 従業員のスキルや作業品質を均一化できる 場所や時間を選ばずに学習できる 教育コストを削減できる 従業員退職によるノウハウ紛失を防止できる 教育時に言語の壁が障害にならない |
制作費用 | シンプルなマニュアル説明動画を作りたい場合:5万円~ 尺が長いマニュアル説明動画の場合:15万円~ テロップが入ったマニュアル説明動画を作りたい場合:20万円~ |
参考:『動画幹事 動画マニュアルの作り方を徹底解説!コツ・参考事例も全てご紹介します』
成功事例(3)採用動画
引用:『オチカツヤ 串かつ だるま 企業紹介』
大阪を拠点に飲食店を展開する株式会社一門会は、若手人材の確保のために高卒採用を行ってきました。
年間で3名程度しか採用できずに悩んでおり、この問題を解決するために動画を制作したのです。
店舗の賑わった楽しそうな様子などを見せることで「ここで働いてみたい」というモチベーションを上げることに成功し、動画公開後の年間採用人数は23名にもアップしました。
参考:『高卒採用Lab 採用動画のメリットや効果とは? 採用を成功させた事例も紹介』
制作方法
採用動画は、以下の手順で制作していきます。
求職者のペルソナを作る
採用動画を作る場合は、どのような求職者に情報を届けるか決めてください。
その理由は、求職者に響く採用動画を制作するためです。
そのため、「どのような人物を採用したいか」と考えてペルソナを作成していきます。
ペルソナを作成する場合は「氏名」「年齢」「性別」「居住地」「職種」「職場に求めていること」などを具体的に考えてください。
ペルソナを明確にしておくことで、企業と求職者の間でミスマッチが起きなくなります。
ペルソナについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:『ペルソナがなぜ重要なのか?LPの効果を高める作り方とポイント3選!』
求職者が求めている情報を調べる
ペルソナを作成したら、求職者が求めている情報とは何かを調査していきます。
求職者は求人に応募するときに「仕事内容」「職場の雰囲気」「業務内容」「企業理念」など、さまざまな情報を求めています。
これらの情報を伝えてあげることにより、応募する際のハードルを下げられ、応募者数を増やしていけるのです。
競合他社と自社の違いを調べる
競合他社と自社の違いを求職者に伝えて、優れていることを訴求してください。
その理由は、競合優位性があり将来性のある企業へ求職者は転職したいと思うためです。
競合優位性があっても、一般的な技術で他社が簡単に真似できるのであれば、求職者の興味を惹くことは難しいでしょう。
そのため、市場や競合などの外部要因の分析を通じて自社の戦略策定に活かすためのフレームワークである3C分析を活用して、競合他社と自社の違いを徹底的に調べてみてください。
関連記事:『Web広告の戦略を考えるときに使えるオススメのフレームワーク4選』
動画内容を企画する
ペルソナを参考にして動画内容を企画していきましょう。
ペルソナが求める情報を踏まえて自社で働くと実現できることを企画として立ち上げます。
企画の例
- 業務内容を知りたい…業務に取り組んでいる様子を動画にする
- 活躍している従業員を知りたい…従業員のインタビュー動画を作る
- 企業理念が知りたい…会社概要の動画を作る
動画を撮影・編集する
採用動画を撮影していきます。
いくつか撮り直しておき、編集時に使う映像を選ぶことができれば、撮り直す必要がなくなります。
撮影した動画の無駄な部分は編集でカットしていきましょう。
また、動画編集時には音を出せない場所で視聴されることも想定してテロップを入れてみてください。
制作ポイント
採用動画の制作のポイントは3つです。
動画は適度な画質にする
動画は高画質になるほどデータ容量が大きくなります。
データ容量が大きくなると視聴する際のデータ使用量の負担が大きくなったり、通信環境によってはスムーズに動画が流れなくなったりします。
そのため、動画は適度な画質にしましょう。一般的な動画のサイズと解像度は以下の通りです。
解像度 | サイズ | アスペクト比 |
2160p(4K) | 3840×2160 | 256:135、16:9 |
1440p(WQHD) | 2560×1440 | 16:9 |
1080p(フルHD) | 1920×1080 | 16:9 |
720p(HD) | 1280×720 | 16:9 |
480p(SD) | 720×480 | 4:3 |
求職者が求めている情報を入れる
採用動画には求職者が興味を示す内容を含めましょう。
自社のPRをまとめるのではなく、求職者が求めているものを調査した上で動画内容を決めることで、最後まで動画視聴してもらえるようになります。
求職者が求めている主な情報をまとめたので、下記を参考にしてみてください。
仕事内容 | 職種だけでなく、具体的な仕事内容をイメージしたい |
職場の人数・年齢層 | 職場の人間関係は良好で働きやすいかを確認したい |
求める人物像 | どのような人物を求めているかを把握したい |
事業内容・企業理念 | どのような事業内容で社会に貢献しているかを確認したい |
関連記事:『TikTokに企業のPR動画を投稿してマーケティングする4つのメリット』
自社のイメージに合う人に出演してもらう
採用動画には、自社で活躍している人や採用したい人物に近い人に出演してもらうようにしましょう。
なぜなら、どのような人物が職場で活躍しているかを伝えることで、求職者のミスマッチを防止できるためです。
そのため、従業員に協力を仰いで採用動画に出演してもらいましょう。
参考:『採用係長の採用アカデミー 【2022年版】採用動画を活用する4つのメリット 実際にある採用動画で効果を解説』
採用動画の特徴
種類 | 採用動画 |
効果 | 求職者が職場で働くイメージがしやすくミスマッチが起きにくい 競合他社が採用動画を制作していない場合は印象に残しやすい 言葉では伝わりにくい会社の特徴を映像で表現できる |
制作費用 | シンプルな動画を作りたい場合:10万円~30万円 会社説明会で使用できる動画を作りたい場合:30万円~70蔓延 オーダーメイドの動画を作りたい場合:70万円~ |
参考:『みんなの採用部 採用動画制作の料金と会社を比較|動画制作のポイントとは?』
弊社では自社チャンネルや動画広告を含む200本以上の動画制作の実績があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
『株式会社Union 動画制作実績』
成功事例(4)展示会の動画
引用:『ARTSTECH channel 村田製作所様 ECOを実現するムラタの電子部品』
電子部品メーカーの村田製作所はIT企業の展示会イベント「CEATEC」で、集客数1位を獲得しました。
展示会で集客に成功した理由は、子供から大人まで興味を持ってもらえるストーリー仕立ての展示会の動画でした。
動画には企業キャラクターのムラタセイサク君とセイコちゃんが登場して、森の妖精に出会い、開発技術と社会が共に生きていく社会を学んでいく内容となっています。
この動画は感動すると大きな話題を集め、IT企業の展示会にも関わらず、土日に親子連れのお客様で会場を埋め尽くされました。
企業のサービスを紹介しつつも、感動的な映画を1本見たようなエンターテイメント性のある動画にしたことが成功の要因です。
参考:『ARTS TECH 展示会で動画は活用すべき!動画を活用する効果やメリット、費用を紹介』
制作方法
展示会の動画は、以下の手順で制作していきます。
PRポイントを決める
最初に商品やサービスのPRポイントを決めておきます。自社サービスの強みを明確にしておきましょう。
また、ターゲットを決めておき、それらの人が抱えている悩みを考えてみてください。
例えば、肌の衰えに悩んでいる30代の女性であれば「シミが消える」「ほうれい線対策ができる」などの悩みが解決できることを示してあげれば興味を持ってもらえるでしょう。
このように視聴者から興味を持ってもらうために、PRポイントを明確にしておきます。
動画の構成を決める
PRポイントを決めたら、動画の構成を決めてきます。
動画の構成は文章にまとめておくだけではなく、絵コンテを用意しておくと展示会の動画は作りやすくなります。
また、女優や俳優を起用したい場合などは、この時点でキャスティングをしておきましょう。
関連記事:『VYOND(ビヨンド)でビジネスアニメ動画を未経験者が2時間で作成する方法』
動画を撮影・編集する
展示会の動画を撮影する場合は、三脚を使用して手振れが起きないようにしましょう。
また、映像の構図やカメラワークを活用すると印象に残りやすい展示会動画が撮影できます。
撮影した動画をカットしたり、字幕やテロップを付けたりして編集していきます。
参考:『Somethingfun! 印象に残るPR動画の作り方のポイントは?効果と実例もご紹介!』
制作ポイント
展示用動画の制作ポイントは3つです。
モニターの大きさに合わせた縦横比にする
展示会で使用するモニターのサイズと縦横比を事前に確認してください。
その理由は、モニターによって動画の縦横比は異なるためです。
縦横比が合わない動画を流したらイメージ通りの演出はできません。
例えば、モニターは横:縦=16:9が一般的ですが、横:縦=4:3も存在します。
そのため、展示会で使用するモニターについて調べた上で動画を制作するようにしましょう。
音にも配慮する
さまざまな企業が参加する展示会では、音が大きな効果を果たします。
大きな音を出すことで、お客様からの注目を浴びることができるためです。
そのため、自社商品のキャッチコピーや特徴に関してナレーションを入れたり、効果音を入れたりなどの工夫をしてみてください。
関連記事:『【無料】動画に使えるBGM素材サイト14選!TikTokやYouTubeに!』
テロップを入れる
展示会の動画には必ずテロップを入れてください。
その理由は、他の来場者の話声や、他社が上映する動画の音声などで音がかき消されてしまう恐れがあるためです。
そのため、展示会の動画にはテロップを入れておきましょう。
大きめのサイズでテロップを入れておけば、離れた場所にいる来場者も動画を視聴できます。
参考:『Marketing MEDIA 展示会向け動画の制作ポイントと費用の目安を解説』
展示会の動画の特徴
種類 | 展示会の動画 |
効果 | 展示会の来場者に視聴してもらえる 伝えたいメッセージを発信できる 大型機械など会場への搬入が出来ない商材を紹介できる 営業効率が上がる |
制作費用 | 既存のイラストの組み合わせ:10万円~30万円 オリジナルイラスト:30万円~100万円 リッチな動きを付けたい場合:100万円~200万円 |
参考:『動画幹事 展示会動画とは?効果・メリット・費用・作成時のポイントまで徹底解説』
成功事例(5)ウェビナー動画
顧客管理システムや営業支援システムのデジタルツールを販売しているセールスフォース・ドットコムでは、顧客獲得を目的としたステップ形式のウェビナー動画を制作しています。
同社のウェビナーが成功している理由は、業界に特化したテーマを設定しており、参加者の興味を惹くことが上手いためです。
また、セミナー動画も尺が長すぎると離脱されてしまう原因になりますが、同社のウェビナーは全5回などステップ形式になっており、学びやすいことも成功の要因です。
ウェビナーの開催時は1度に100名以上の視聴者を集めることに成功し、主催後はリード獲得のコンテンツとして再利用されています。
参考:『ARCHERESS【2022年最新版】成功を収めたオンラインイベント事例26選!』
制作方法
ウェビナー動画は、以下の手順で制作していきます。
動画の目的を明確にする
動画制作の前に目的を明確にしておきましょう。
その理由は、ウェビナー動画を視聴してもらうことが目的ではないためです。
ウェビナー動画を視聴した後に何らかのアクションをしてもらう必要があります。
動画の目的
- リードの獲得の場合:興味関心を持ってもらえる講座内容にする
- 見込み顧客の育成:見込み顧客の悩みを解決できる講座内容にする
- サービス購入:動画の最後に申込みをしてもらうためのボタンを設置する
動画を撮影・編集する
セミナー動画の目的が決まったら、セミナーの台本を参考にしながら撮影を行います。
ライブ配信中に動画を撮影する場合はトラブルを起こさないようにリハーサルをしておきましょう。
ウェビナー動画を編集する場合は、不要な部分をカットしたり、映像切り替えてメリハリを付けたりすることが大切です。
必要に応じて顧客のリアクションを移す手法もあります。
視聴者が学びやすいウェビナー動画にするには、スライドや資料を適度に表示させてあげましょう。
また、動画の最後にはネクストアクションを誘導してあげてください。
参考:『FUKURACIA セミナー動画のメリットとは? 作り方や活用方法をご紹介』
制作ポイント
ウェビナー動画の制作ポイントは2つです。
資料を見せるなどで情報を補完する
ウェビナー動画を制作する場合は、プレゼン資料を表示するなど情報を補完しましょう。
その理由は、登壇者が話すだけでは内容が入ってこないためです。
そのため、登壇者の声に加えてテロップを付けたり、話の途中でプレゼン資料を表示させたりなどの工夫すると質の高い動画に仕上がります。
動画閲覧後のアクションプランを示す
ウェビナー動画は配信して終わりでは意味がないため、動画閲覧後のアクションプランを考えましょう。
ネクストアクションがビジネスを発展させるために必要です。
アクションプランの例
- 認知度アップが目的:自社サイトやサービス紹介ページに誘導する
- 購買促進が目的:面談予約や見積依頼に誘導する
上記のようなネクストアクションは必ず入れるようにしましょう。
人材採用の動画の特徴
種類 | ウェビナー動画 |
効果 | セミナー参加者を集めやすくなる セミナー動画を再利用できる セミナー開催場所を選ばずに行える |
制作費用 | 配信用動画:5~15万円 セミナー撮影:30~50万円 リッチな動画:50万円~ |
参考:『動画幹事 セミナー動画の作り方・事例・費用・活用方法を初心者向けに総まとめ!』
まとめ
今回は動画活用の成功事例を踏まえながら、制作方法をご紹介してきました。
- サービス紹介動画
- マニュアル説明動画
- 採用動画
- 展示会向けの動画
- ウェビナー動画
あらゆるシーンでの動画活用が始まっており、営業活動や人材教育などの業務効率化を実現している企業が増えてきています。
ぜひ、これを機会に動画活用を検討してみてください。
弊社ではマンガ動画制作10万円~というサービスを展開しております。多数の絵柄や声優から理想のマンガ動画を制作します。
自社チャンネルや動画広告を含む200本以上の漫画動画制作の実績があります。漫画動画の制作でお困りでしたら是非お気軽にご相談ください。
監修者
matsuyama2012年創業のWeb広告代理店、株式会社Unionが運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。