近年、SNSを利用する方が増えてきました。
総務省の「令和元年通信利用動向調査」では、SNS利用者の割合は約7割にのぼると言われています。
このようなSNS利用者に対して広告配信をして、知名度アップやブランディングを狙う企業も増えてきていることをご存知でしょうか。
電通の調査報告書によると、SNS広告の2021年度の市場規模は7,630億円で、インターネット広告媒体の35.4%を占めるまでに成長しています。
そのため、SNS広告のメリット、デメリットを理解した上で活用していき、遅れを取らないように広告運用をしていきましょう。
今回は成功事例を踏まえて、SNS広告のメリットとデメリットについて解説します。
関連記事:『5大SNS広告運用入門!適したターゲットや特徴を解説!』
SNS広告の5つのメリット
まずは、SNS広告のメリットをご紹介します。
情報拡散力で認知拡大が狙える
SNSには「シェア」「リツイート」「いいね」の機能により、広告が共有されたり拡散されたりします。
そのため、自社の商品やサービスを知らない潜在顧客にも広告を見てもらいやすいです。
Twitter上でユーザー参加型キャンペーンを打ち出した企業では、10万人近いフォロワー数とキャンペーン参加者のツイート13.5万件の獲得に成功しました。
このような拡散力はSNS特有のものです。
そのため、SNS広告を活用すれば認知拡大が狙えます。
参考:『Growth Seed 企業のSNS運用のポイントや手順・事例を紹介!SNSで認知度を高めてファンを増やそう』
関連記事:『Twitter広告で費用対効果をUPさせる5つの秘訣!その特徴を解説!』
ユーザーと双方向のコミュニケーションができる
SNS広告を活用すれば、ユーザーがリプライや引用でコメントを送ってくれる場合があります。
そのコメントに返信すれば、双方向のコミュニケーションができます。
SNS広告を見たユーザーからの質問に回答したり、ユーザーの生の声を収集して商品やサービスの改善を報告したりするなど、真摯な対応で信頼性が得られることもメリットです。
このような双方向のコミュニケーションができるのは、SNS広告の魅力です。
参考:『ECのミカタ SNSマーケティングで集客・ブランディングを成功させるポイントは?』
精度の高いターゲティングができる
SNS広告で精度の高いターゲティングができます。
年齢や性別、住んでいる地域や興味関心だけではなく、SNS上での会話やイベント、フォロワーが似ているアカウントをターゲティングできることがメリットです。
例えば、リスティング広告にはないキーワードターゲティングをすれば、指定キーワードを使用しているユーザーのみに広告配信ができます。
このような精度の高いマーケティングができることもSNS広告のメリットです。
なお、代表的なSNS、Facebookのターゲティングについては以下の記事で解説しています。
関連記事:『Facebook広告の効果を上げるためのターゲティング活用ガイド5選』
参考:『SUNLOFT SNS広告のターゲティングと効果をわかりやすく解説します』
コストパフォーマンスが良い
SNS広告はリスティング広告と比較するとコストパフォーマンスが良いです。
リスティング広告の平均クリック単価は100円~1,000円ほどです。
その一方でSNS広告の平均クリック単価は40円~200円となっています。
SNS広告はインターネット広告市場の3割を占めますが、リスティング広告と比較すると利用者数は少ないです。
そのため、クリック単価が安くなっています。
SNSの平均クリック単価
40円~150円/回 | |
40円~200円/回 | |
40円~200円/回 | |
LINE | 24円~200円/回 |
また、SNS広告がリツイートなどで二次拡散された場合には、広告費は一切かかりません。
このような理由により、SNS広告はコストパフォーマンスが良いと言われています。
参考:『VALUE AGENT LINE広告の費用は高い?安い?4大SNS広告とも特徴を比較』
ブランディングが行える
誰に何を伝えたいのか明確にして精度の高いターゲティングができれば、SNS広告でブランディングが行えます。
一貫性のあるメッセージやクリエイティブの質が高いほど、ファンとなり得る人がSNS広告に興味を持ってくれるためです。
また、SNS広告が拡散されれば話題性を集め、 ブランド強化が図れます。
男性をターゲットにした化粧品会社は、有名人を起用したSNS広告で話題性を集めて、UCG戦略(消費者が商品購入後に使用した感想を投稿して商品のブランド化を強化する戦略)に成功しました。
このように精度の高いターゲティングや、情報拡散力、双方向コミュニケーションがあるSNS広告でブランディングを行うことができます。
関連記事:『Instagram広告運用の鍵!4種類のターゲティングを解説』
参考:『Pickles Inc. SNSブランディングで成功してる企業はここが違う!事例から考える6つの成功のポイント』
SNS広告の4つのデメリット
SNS広告にはメリットだけではなくデメリットもあるため注意してください。次にSNS広告のデメリットをご紹介します。
50代以上の年齢層にアプローチしづらい
引用:『総務省 令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する報告書概要』
SNS広告の利用者は増えていますが、50代以上の年齢層のユーザーは依然と少ないです。
総務省「令和元年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する報告書概要」によると、年齢層別のSNS利用率は上記の通りとなっています。
10代や20代のSNS利用率は約7割と高いですが、50代以上になると3割以下となります。
報告書か魅力的なら分かるように、 50代以上の年齢層にアプローチはしづらいです。
そのため、商品やサービスによってはSNS広告が向かないことがあるため気をつけてください。
50代以上の年齢層にアプローチする場合は、利用率の高いLINEが有効です。
関連記事:『LINE広告とは?14種類や費用、配信方法をわかりやすく解説』
コンテンツでないと見てもらえない
SNS広告はタイムライン上に配信できて、多くのユーザーの目に触れてもらえることがメリットですが、魅力的なコンテンツでないと見てもらえません。
SNS広告の費用対効果が感じられず効果が見込めない場合も多いです。
魅力的ではないコンテンツとは、コンセプトが曖昧で伝えたい内容が分からなかったり、情報が含まれ過ぎて理解しづらかったりするものをいいます。
そのため、後で詳しく説明しますが、魅力的なコンテンツを作るように心がけましょう。
参考:『Marketing Bank SNS広告にはメリットとデメリットが存在する?事例を踏まえてご紹介します!』
炎上する可能性がある
SNS広告は情報拡散力が高いことがメリットですが、配信内容に気をつけなければ炎上してしまう可能性があります。
また、配信内容に気をつけても炎上してしまうことがあるため注意しなければいけません。
例えば、 某下着メーカーがPRをしたところ、イラストが性的であると炎上しました。
このケースから分かるように、意図しない炎上もあり得るのです。
炎上の火消しが上手くできないと、企業信用力が落ちて自滅することもあります。
参考:『Marketing Bank SNS広告にはメリットとデメリットが存在する?事例を踏まえてご紹介します!』
SNS広告の媒体選びが難しい
SNS広告には「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」がありますが、それぞれ特徴が異なります。
ユーザーの属性が異なったり、広告配信の手法が異なったりするため、プランニングをしっかりと考えていかなければいけません。
SNS広告に関するノウハウがない人は、自社の商品やサービスに見合っている媒体か不安を抱くようになります。
このように、媒体選びが難しいこともSNS広告のデメリットです。
参考:『Listing+Magazine 自社にあったSNS広告の選び方と代理店に依頼するメリット』
関連記事:『Instagram広告とFacebook広告の違いと特徴!成果を出す4つのポイント』
【成功事例付き】媒体別のメリット・デメリット
SNS広告のメリット・デメリットを解説しましたが、媒体別で特徴は異なります。
SNS広告で失敗しないためにも、媒体別のメリット・デメリットを攻略しておきましょう。
ここでは、成功事例を踏まえて4媒体のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
SNS | 特徴 | ユーザー層 |
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LINE |
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Facebookのユーザー数は全世界で約29億人とSNSの中でも最も多いです。
国内ユーザー数は2,600万人と他と比較すると少ないですが、実名登録制という大きな特徴があります。
このようなFacebookで広告配信をすると、以下のようなメリット・デメリットが出てきます。
参考:『statista Number of monthly active Facebook users worldwide as of 1st quarter 2022』
メリット
Facebook広告のメリット
- 海外マーケティングに効果を発揮する
- 精度の高いターゲティングができる
- 低コストで広告が出稿できる
- 広告フォーマットの種類が豊富
Facebook広告は、世界最大級のユーザー数を誇るSNSです。
国内の利用者は少ないですが、世界各地でFacebookが利用されています。
実名登録制で、ユーザー属性、ライフイベント、興味関心、つながり、デバイスなど細かいターゲティングが可能で広告フォーマットも豊富です。
そのため、海外マーケティングにも活用できます。
クリック課金型であれば40円/回と低コストで広告が出稿できることも魅力。
自社の商品やサービスがFacebook広告と相性が良いかを気軽に検証できます。
参考:『QUARTET Facebook広告の3つメリットと2つデメリット』
関連記事:『Facebook広告の費用対効果は高い?クリックコストを下げる3つの方法』
デメリット
Facebook広告のデメリット
- 仕様変更が多い
Facebook広告は仕様変更を頻繁に行っており、新たな仕様に合わせて広告を出稿するなど柔軟に対応する必要があります。
また、Facebook広告の操作画面のレイアウトが変わることもあるため、SNS広告運用に不慣れな方は負担に感じてしまうかもしれません。
参考:『MaxMouse Facebook規約改定・仕様変更発表まとめ 記事一覧』
成功事例
健康食品を販売する会社「京都やまちや」は、香港での商品販売を検討しており、興味・関心のある顧客にリーチさせるためにFacebook広告を活用しました。
同社が行った施策は、モバイル向けにデザインした写真広告だけでなく、動画広告を活用したキャンペーン展開です。
また、サイト訪問者や商品購入者に対してのリターゲティング広告を行いました。
このような施策により、売上は45%UP、カートへの追加率も2.8%UPするなど、オンラインでの売上に繋げることができました。
参考:『Meta 京都やまちや モバイル向けFacebook動画広告でオンラインでの売上が増加』
Instagramは画像や動画投稿に特化したSNSです。
投稿後24時間で消える「ストーリーズ」やリアルタイムの動画配信ができる「ライブ配信+投げ銭」などが他のSNSと異なる機能が用意されています。
Instagramの国内ユーザー数は3,300万人を突破しており、10代と20代で利用者の半数を占めています。
このようなInstagramで広告配信をすると、以下のようなメリット・デメリットが出てきます。
参考:『WE LOVE SOCIAL 【2022年5月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ』
関連記事:『Instagram広告の特徴とは? 10のポイントを解説』
メリット
Instagram広告のメリット
- Z世代にリーチできる
- 女性ユーザーにリーチできる
- 画像を使用してイメージを膨らませる宣伝訴求ができる
- 詳細なターゲティングができる
- 企業アカウントとの親和性が高い
Instagramの大きな特徴は、Z世代や女性のユーザーが多いところです。
若年層や女性ユーザーの顧客を獲得できる広告媒体は少ないため、若年層向けの女性向けの商品やサービスの広告を配信したい方はInstagramを選ぶと良いでしょう。
ターゲティングも、年齢や性別、職種だけでなく興味・関心、交際ステータスなど細かく設定できるため効果が見込めます。
また、サイバー・バズの独自調査によると、92%の女性ユーザーが企業アカウントをフォローすると回答しており、企業アカウントとの親和性が高いです。
参考:『PLAN-B Instagram広告の種類・特徴を紹介|効果を高めるポイントも』
デメリット
Instagram広告のデメリット
- 他のSNSより拡散力が劣る
- ユーザーの周辺ニーズを満たす必要があInstagramには「いいね」や「コメント」の機能がありますが、シェア機能は用意されていません。そのため、他のSNSと比較して拡散力が劣ることがデメリットとなります。
Instagramには「いいね」や「コメント」の機能がありますが、シェア機能は用意されていません。
そのため、他のSNSと比較して拡散力が劣ることがデメリットとなります。
また、Instagramでは1日に1億件以上の写真や動画が投稿されているため、埋もれないように広告のクオリティに拘る必要があります。
参考:『Wiz cloud インスタグラム広告で宣伝するメリット・デメリットとは?集客に役立つInstaTownも解説』
成功事例
結婚情報誌ゼクシィはプレ花嫁(結婚準備をしている女性)が関心を持つドレスを、ストーリーズ広告で訴求しました。
ドレスの写真だとスキップされやすいという傾向があったため、動画を活用し、ドレスカラーの説明を添えてアップしました。
この施策によりアクション数は2.1倍、アプリインストール数は3.1倍に伸ばすことに成功し、女性ユーザーが多く利用しているInstagramを上手く活用しています。
参考:『snaplace 企業によるインスタグラム広告の成功事例』
Twitterの国内ユーザー数は4,500万人以上で、タイムライン上に広告配信ができるため、広告色を出さずに配信できます。
また、リツイート機能があるため、魅力的なコンテンツは拡散されやすい点が大きな特徴です。
このようなTwitterに広告配信すると、以下のようなメリット・デメリットが出てきます。
メリット
Twitter広告のメリット
- 二次拡散効果が期待できる
- コストパフォーマンスが良い
- 精度の高いターゲティングができる
- 若年層へのリーチがしやすい
Twitter広告の大きな特徴は、リツイート機能による二次拡散効果が期待できることです。
魅力的な広告を配信していけば、ユーザーにより拡散してもらえます。
Twitter広告は費用がかかりますが、ユーザーによる二次拡散には広告費用はかかりません。
そのため、コストパフォーマンスが良い広告運用ができます。
また、年齢や性別、地域だけではなく、フォロワーや行動、キーワードターゲティングができることもメリットです。
Twitterは30代半ば以下のユーザーが多いため、若年層向けの商品やサービスと相性が良いです。
参考:『Databeat Twitter広告の種類と上手な選び方を完全ガイド!メニューや配信面、メリット・デメリットまで詳しく解説』
デメリット
Twitter広告のデメリット
- 情報拡散力が高くて炎上しやすい
- 非公開アカウントからリツイートされたものは消せない
Twitter広告はリツイート機能による二次拡散効果が期待できることがメリットですが、内容に配慮しなければ炎上してしまいます。
炎上した投稿の火消しができなければ、企業信用力を落としてしまうでしょう。
また、非公開アカウントからリツイートされたものに関しては、投稿の削除依頼ができず消せません。
そのため、Twitter広告の内容には注意を払いましょう。
関連記事:『Twitterの動画を保存する方法7個!PC /Android/iPhoneそれぞれ解説』
成功事例
アサヒビールは、東京オリンピック時に「#みんなでカンパイ」のハッシュタグが目標数に達したら豪華景品が当たるユーザー参加型のキャンペーンを打ち出しました。
アサヒビールの広告運用担当者は、オリンピックの進行に合わせてリアルタイムで応援ツイートを配信するなど、24時間リアルタイムで運営をすることで、双方向のコミュニケーションを実現。
10万人以上のフォロワー数と13,5万件のツイートを獲得することに成功しました。
参考:『Twitter Twitter活用事例 アサヒビールがオリンピックキャンペーンを成功させた方法』
LINE
LINEは国内ユーザー8,300万人と利用者数No.1を誇るSNSです。
このようなLINEに広告配信すると、以下のようなメリット・デメリットが出てきます。
メリット
LINE広告のメリット
- 圧倒的なユーザー数を誇る
- 独自のターゲティングがある
LINE広告の大きな特徴は、Facebook(2,600万人)やTwitter(4,500万人)よりも国内ユーザー数が多いことです。
そのため、国内ユーザーにアプローチしたい場合におすすめの媒体となります。
また、LINEの友だち機能を活用した独自のターゲッティングができるため、商品やサービスに興味を持っているユーザーにアプローチがしやすくなります。
関連記事:『LINE Tagとは?3種類のコードを使った広告の効果測定する方法を紹介』
デメリット
LINE広告のデメリット
- 細かいターゲティングが苦手
- 広告審査のハードルが高い
LINEは細かいターゲティングを苦手としています。
その理由は、LINEを登録する場合に必要な情報は名前と誕生日程度です。
Facebookとは異なり、登録者の基本情報がありません。そのため、年齢や職業、住所などでのターゲティングができません。
また、LINE広告は審査のハードルが高いです。
審査期間も数日かかるため、すぐに出稿することはできません。
成功事例
CJ FOODS JAPANは、「美酢(ミチョ)」「bibigo」などのお酢飲料を販売している会社です。
2021年からLINE広告を活用して、自社商品を愛用するユーザーと密なコミュニケーションを取り、継続して商品購入をしてもらえるような施策を打ち出しました。
具体的に説明すると、「友だち追加」を促す広告配信をして3万6,000人の友達を集めることに成功。
LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーに対して、ECモールで使えるクーポン券を配布しECモール売上アップを実現しています。
参考:『LINE for Business 3ヵ月で友だち約36,000人増加!LINE広告「友だち追加」で友だちを集め、食卓へ”まごころ”を届ける CJ FOODS JAPAN』
SNS広告運用を成功させるポイント
各SNSの特徴について理解でき、広告運用したいと思った方もいるのではないでしょうか?
SNS広告で成果を出すためにもポイントを押さえておきましょう。
ここでは、SNS広告運用を成功させるポイントをご紹介します。
ターゲットを明確にする
SNS広告は、精度の高いターゲティングができることがメリットだと説明しました。
しかし、ターゲティングが明確に定められていなければ、そのメリットを得られません。
ターゲットが不明確だとメッセージやデザインもユーザーに響かないものとなり、十分な効果が見込めないため、ターゲットを明確にしておきましょう。
ターゲットを明確にする場合はペルソナ分析がおすすめです。
ペルソナ分析とは、自社が提供する商品やサービスの購入対象者として架空人物を設定する手法をいいます。
下記のような架空人物を設定しておくことで、SNS広告のメッセージやデザインをどうしていけば良いかを明確にしていけます。
ペルソナの重要性に関しては以下の記事で細かく解説しております。
関連記事:『ペルソナがなぜ重要なのか?LPの効果を高める作り方とポイント3選!』
参考:『ferret 今さら聞けない「SNS広告」の基礎知識!メリット・活用シーン、成果を上げるポイントを解説』
商品やサービスに見合う媒体を選ぶ
SNSの媒体別で特徴は大きく異なると説明しました。
そのため、商品やサービスと相性が良い出稿先を選んでください。繰り返しになりますが、SNS広告の特徴は以下の通りです。
世界中で使用されているSNSのため海外マーケティングに活用しやすい | |
Z世代や女性ユーザー向けの商品と相性がよい | |
リツイート機能による二次拡散効果が期待できる | |
LINE | 国内ユーザー数No.1で独自のターゲティング設定ができる |
これらの特徴を押さえた上で、商品やサービスに見合う媒体を選んでいきましょう。
広告の見せ方を工夫する
SNS広告はタイムライン上に配信されるため、多くのユーザーの目に触れますが、興味や関心が持たれないと見てもらえません。
そのため、SNS広告の見せ方を工夫して、目の留まるように工夫をしましょう。
クリックを誘導できる洗練された広告を作りたい場合は、以下を参考にしてみてください。
広告の見せ方
- メインカラーを1色決めてからサブのカラーを決める
- フォントはオーソドックスなものを使う
- 広告のレイアウトをしっかり考える
- 伝えたいメッセージを絞り込む
- 写真は第一印象を重視する
参考:『LISKUL ユーザーを惹きつけるFacebook広告のデザインのコツと業界別の成功パターン』
定期的に効果検証する
SNS広告は効果を検証して、定期的に改善していく必要があります。
そのため、SNS広告のコンバージョンや成果指標を具体的に設定しておきましょう。
SNS広告からLPの閲覧数、その先の商品やサービスの購入など、何を目標にするかを決めておくことで効果検証ができるようになります。
また、目標達成するために、どのような施策をすべきかトライ&エラーを試みることができます。
目標がなければ、SNS広告運用がブレてしまうため、目標を明確にした上で定期的に効果検証し改善していくことが大切です。
施策はクリエイティブの差し替え、媒体の切り替えなど積極的に行っていきましょう。
参考:『ferret 今さら聞けない「SNS広告」の基礎知識!メリット・活用シーン、成果を上げるポイントを解説』
まとめ
今回はSNS広告のメリット・デメリットについて詳しく解説しました。
説明が長くなったため、最後におさらいをしておきましょう。
SNS広告のメリット
- 情報拡散力で認知拡大が狙える
- ユーザーと双方向のコミュニケーションができる
- 精度の高いターゲティングができる
- コストパフォーマンスが良い
- ブランディングが行える
SNS広告のデメリット
- 50代以上の年齢層にアプローチしづらい
- 魅力的なコンテンツでないと見てもらえない
- 炎上する可能性がある
- SNS広告の媒体選びが難しい
この記事では、各媒体のメリット・デメリットについても解説したため、ぜひ参考にしながらSNS広告を運用してみてください。
株式会社Unionは、検索連動型広告をはじめとするGoogle広告、Yahoo!広告の正規代理店として認定されています。蓄積されたノウハウから短期間で課題を解決に導きます。
弊社の広告運用担当はYahoo!広告、およびGoogle広告の認定資格保持者であり、知識のアップデートを行っております。
薬事法管理者が在籍しておりますので、広告審査の厳しい薬事・医療系も対応可能。
お客様のあらゆるニーズに対し分析・調査を行い最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談下さい。
監修者
matsuyama2012年創業のWeb広告代理店、株式会社Unionが運営。Webマーケティングの知見を深め、成果に繋がる有用な記事を更新しています。「必要な情報を必要な人へ」をスローガンに、Web広告運用や動画制作など各種Webマーケティングのご相談を受付中。